治療法について

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白内障手術
※希望者には、両目同日日帰り手術を行っております

白内障手術を受けられる方へ

白内障手術を受ける前には正確な検査を行うため、瞳孔を開く(散瞳)目薬を点眼して様々な検査を行います。
散瞳をすると数時間目がぼんやりしますので運転出来なくなります。ご自身で運転しての来院はお控え下さい。

※平成18年よりの白内障手術件数は、白石区内で第1位となりました。
 また医師1人当たりの白内障手術件数は札幌市内で第1位となりました。(推定)

大橋眼科の平成11年から令和5年の手術件数

手術件数
 各項目の手術実績は、手術実績ページをご覧ください。

 高齢化にともない白内障の手術が徐々に増加しています。
 当院では毎週月曜日水曜日が手術日になっています。

当院では、白内障手術は日帰りで行っております。

 遠方の方は1泊入院も可能ですので、お気軽にご相談ください。

白内障手術は、片眼ずつをお勧めしていますが、同日両眼手術も可能です。

白内障手術は点眼麻酔で15分です。

 麻酔は点眼麻酔で行います。痛みはほとんどなく、手術中は先生の声も聞こえますし、会話も出来ます。
 手術は超音波を利用して水晶体の濁りを吸収したあと、眼内レンズを挿入します。手術時間は特に問題がなければ15分程度です。
  顕微鏡を用いて行う繊細な手術ですが、心配はいりませんので、リラックスして顕微鏡の光をしっかり見ていて下さい。またご家族の方で手術見学希望の方はテレビで手術見学できます。

白内障手術

※強角膜あるいは角膜切開で白内障手術を行いますが、今回は角膜切開で行った手術ビデオを紹介しております。

Get QuickTime

映像を御覧になるにはQuicktimePlayerが必要です。お持ちでない方は左のバナーよりダウンロードしてお使い下さい。
それでも御覧頂けない場合はブラウザのインターネットセキュリティレベルを「低」にする等して下さい。

コンタクトレンズの使用について

眼内レンズの度数を決定するため、術前に各種精密検査を行います。
正確な検査データを得るため、コンタクトレンズを装用している方は術前検査と手術日の1週間前からコンタクトレンズの使用を中止して頂く必要があります。
検査や手術前にコンタクトレンズの装用を中止する事で、仕事や日常生活にご不便をおかけしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

お車の運転について

白内障手術の際には、手術当日を含めて最低4日間は運転を控えて頂いております。
術後は一晩眼帯をしますので、自身で運転しての来院はできません。

また検査のために瞳孔を開いたり、眼軟膏を塗布したりして、ぼやけて見えたり普段とは違った見え方になる事もあります。
レンズの種類によっては見え方に慣れが必要な場合もありますので、当院では術後3日め(術当日を0日とし)に視力検査を行い術後の状態を確認後、問題なければ運転が可能となる場合が殆どです。
白内障手術前後では見え方が変わります。回復の程度も個人差がありますので、運転には十分な注意が必要です

眼内レンズは半永久的に使用できます。

 眼内レンズは、取り除いた水晶体の代わりに、ピントを合わせる働きをします。
水晶体はもとあった位置に挿入するため、異物感はなく、取り外しをする必要もありません。一度挿入すれば半永久的に使用できます。

高い医療技術と最新の手術設備で白内障手術を安全に行います。

 白内障手術の安全性は、医師やスタッフの高い医療技術と最新の手術設備によって保たれます。
しかし、手術には予測できないことが起こる可能性があります。当院では最新の手術設備を整えるとともに、医師およびスタッフはトレーニングを十分に受け、手術の成功率が出来るだけ100%に近づくよう、細心の注意をはらって手術を行っています。

手術室写真

手術室は手術室清浄度基準においてクラス1万以下を維持し、最新ハイテク設備により、日帰り白内障手術を含めた眼科領域の主たる手術がおこなえます。
又、見学室を設けており、希望されるご家族はガラス越しにスタッフの説明を受けながらテレビによる手術見学ができます。

手術の様子写真

手術の様子

見学室の様子写真

見学室の様子

*ORA術中波面収差解析装置(ORA™ System)

合併症について

 合併症(がっぺいしょう)とは、手術中あるいは手術後に起こる都合の悪い状態のことです。合併症の起こる確率は少なくなりましたが、絶対に起こらないとは言えません。合併症が起こった場合にも、最新の医療技術で対応いたします。

手術中の合併症

手術後の合併症

  1. グレア
    眼内レンズの素材は一種のプラスチックです。そのため眼内にはいる光が反射されて、見ている物体の周囲に輪がかかって見えたり、光が長く伸びてまぶしく見えることが稀ですがあります。
  2. 感染
    手術の傷口から細菌が眼の中に入り、繁殖する事を感染といいます。糖尿病や抵抗力の落ちた人では稀に起こすことがあり、最悪の場合には失明することもあります。手術後、きちんと点眼していれば心配ありませんが、術後2週間以内に急激な視力低下、眼痛、充血などがあれば、すぐにご連絡下さい。早期に治療する必要があります。
  3. 術後炎症(じゅつごえんしょう)
    手術後角膜が腫れたり、眼圧が上がってしばらく見えにくい場合があります。医師の指示に従って点眼あるいは内服しておけば、3,4日で回復しますので、心配はいりません。
  4. 後発白内障(こうはつはくないしょう)
    手術後数カ月から数年経って、眼内レンズをささえる膜(後嚢)が濁り、視力が落ちてくることがあります。この場合は、ヤグレーザという器械を使用し、濁った膜に穴を開ける治療をします。治療は外来で短時間で行うことが出来、痛みもなく、翌日から視力は回復します。

詳しい内容は医師までお尋ね下さい

白内障手術についてご不明な点がありましたら
ご遠慮なくお気軽にご相談下さい。

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