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最近暑い日が続いており、皆さん寝苦しい夜をお過ごしのことと思います。先日ゴルフに行きましたが、昼間の暑い日差しの中、多量の汗が出て、日焼け止めクリームと汗が一緒に流れて、眼に入り眼が赤くなり、はやり目のような状態になってしまい、診療に差し障るのではないかと不安になった事がありました。翌日、充血は残っておりましたが、即効性のある血管収縮剤を用いて、白目の赤みを強制的に取り、患者さんに不快感を与えることなく、診療を終えることができました。眼より上の部分の日焼け止めクリームは注意しないといけないな、と思っている今日この頃です。
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結膜炎にはウィルスで起こるものや細菌によって起こるものがありますが、夏、プールなどを介して流行することが多い咽頭結膜熱(プール熱)は、主にアデノウィルス3型によるウィルス性の結膜炎で、小中学生に多く見られます。感染してから約5〜7日後から高熱が出て、のどの痛みと眼の症状が現れます。また眼の充血、痛みやかゆみ、めやに、涙などの症状があります。この結膜炎は感染しますから人にうつさないようにすることが大事です。眼や瞼に触らないようにし、眼をふいたティッシュやタオルなどの共用もしないようにします。外出はなるべく控え、学校などは医師の許可があるまで休むことも重要です。
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