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今年は夏休み前から全国ニュースで咽頭結膜熱(プール熱)が取り上げられていましたが、これはアデノウイルスの感染により、発熱、のどの痛み、結膜炎などの症状が出る小児に多い病気です。眼の症状は充血、眼痛、羞明、流涙、眼脂などで、3〜5日間程度持続します。札幌では今年は5月から増えはじめ、8月前半にピークとなり、8月中旬では減少してきているようですが夏場はまだ注意が必要です。感染を予防するためには流水とせっけんによる手洗い、うがい、感染者との密接な接触は避けること(タオルなどは別に使うこと)、プールに入った後はシャワーを浴び、目をしっかり洗い、うがいをすることなどが有効です。 |
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視力と共に大切な検査の1つに、視野の検査があります。 1点を見つめた時に、見える範囲を測定しますが、眼科のいろいろの病気によって、視野の異常がおこる事があります。視力低下の原因を知るための判断をしたり、障害されている部位の推測をしたり、病気の進行状況を知るための検査ですので、1度だけではなく、毎月行ったり、月に数回する場合もあります。また眼科的な病気だけではなく、脳の疾患が見つかる場合もある大切な検査です。検査時間は使用する機械によっても違いますが、だいたい20〜40分かかりますので、予め電話で検査予約をして頂いた方が良いと思います。 |
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