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8・9月号(2004)
最近暑い日が続いており、皆さん寝苦しい夜をお過ごしのことと思います。先日ゴルフに行きましたが、昼間の暑い日差しの中、多量の汗が出て、日焼け止めクリームと汗が一緒に流れて、眼に入り眼が赤くなり、はやり目のような状態になってしまい、診療に差し障るのではないかと不安になった事がありました。翌日、充血は残っておりましたが、即効性のある血管収縮剤を用いて、白目の赤みを強制的に取り、患者さんに不快感を与えることなく、診療を終えることができました。眼より上の部分の日焼け止めクリームは注意しないといけないな、と思っている今日この頃です。

結膜炎にはウィルスで起こるものや細菌によって起こるものがありますが、夏、プールなどを介して流行することが多い咽頭結膜熱(プール熱)は、主にアデノウィルス3型によるウィルス性の結膜炎で、小中学生に多く見られます。感染してから約5〜7日後から高熱が出て、のどの痛みと眼の症状が現れます。また眼の充血、痛みやかゆみ、めやに、涙などの症状があります。この結膜炎は感染しますから人にうつさないようにすることが大事です。眼や瞼に触らないようにし、眼をふいたティッシュやタオルなどの共用もしないようにします。外出はなるべく控え、学校などは医師の許可があるまで休むことも重要です。


初診の時はもちろん、通院中の時も、月の初回に受診されるときは必ず診察券と保険証を受付にお出し下さい。また、コンタクトレンズの購入やお薬のみを希望の際も、診察券と保険証をお持ち下さい。当院での落とし物は、受付にて1ヶ月くらいの間保管しております。お心当たりの方はお申し出下さい。
人間の眼球はある一定の高さに保たれています。この眼球の固さの事を眼圧といい、眼圧が高い状態を緑内障といいます。緑内障は眼の成人病ともいわれており、40歳以上の方では17人に1人がこの病気にかかっているともいわれる恐ろしい病気です。眼圧が上昇することで眼の奥にある神経を圧迫し障害を起こす病気で、本人も気づかないまま放置していることもありますので、定期的に検査を受けることをお勧めします。眼圧を測定するための器械をノンコンタクトトノメーターといい、直接眼に機械を接触させずに、空気を眼に当てて測定します。痛くはないので安心してください。

7月25日(日)AM9:00〜PM5:00 大橋眼科が休日救急当番でした。一番多い処置は、角膜や結膜に入った異物の除去でした。異物が入ると痛みとゴロゴロ感が強いためか、涙をボロボロ流しハンカチで押さえている患者さんが多くみられました。休日救急当番の日は遠方からみえる患者さんが多いので、その後もきちんと治療を受けていらっしゃるかどうか今でも心配です。どうぞ、お大事に。参考までに、PM7:00〜PM11:00 は札幌市医師会夜間急病センター 札幌市中央区西19丁目  641-4316 にお問い合わせ下さい。

夏本番に入り、北国の札幌の皆さんの中には暑さに弱い人も多いのではないでしょうか。夏バテ対策はどのように行っていますか?毎日の食事だけでは補えない栄養素をサプリメントで摂取するのもひとつの手です。今回は、良質なタンパク質を補給しスリムなボディーづくりを促進してくれる「プロテイン チャージ」をお勧めします。甘〜いチョコレート味の濃厚な飲み物で、体内で合成することのできない必須アミノ酸をちゃんと含んでいます。食事の代わりにするとウエイトコントロールも可能?!


夏休みも始まり夏本番のこの時期は、瞳への紫外線も気になります。お手軽にすぐその場で使える度無しサングラスや若者に人気のブランドサングラスも色々取りそろえております。毎日のお出かけやアウトドアにいかがですか?度付きサングラスをご希望の方には使う用途に合わせてご相談承ります。

先月号から大橋眼科たよりを編集しています。月末でスタッフが忙しい中、恐縮しながら原稿を集めています。最近はとても暑い日が続いていたので、夏の暑さに関連した時事ネタが多かったような気がします。今月号から隔月発行で大橋眼科たよりをお届けすることになりました。皆さんが読みやすいように工夫をしながら編集していこうと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。