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12・1月号(2005)
11月19日に横浜でISRS Japan が行われました。最近の屈折矯正手術、老眼の治療、有水晶体眼レンズが話題になりました。写真中央に写っているDr.Changは香港の眼科医です。香港は日本よりも米国厚生省(FDA)で認可のおりたものが早く使えるという状況にあり、日本よりも新しいものが入りやすい状況にあります。米国で最近話題になっている白内障手術で使う多焦点眼内レンズあるいは有水晶体眼眼内レンズなどについてお話をされました。札幌にも3度ほどスキーで遊びに来たことがあるそうです。今後もDr.Changから新しい情報を得ることができそうです。
だんだん寒くなってきて、暖かい家の中で本を読んだりする機会が増えて来ている方もいらっしゃると思いますが、本の文字などが見づらく感じることはありませんか?老眼(老視)は水晶体が硬くなり、近くのものにピントを合わせる力(調節力)が低下してくるもので、40歳代くらいから徐々に始まってきます。低下している調節力を補うために老眼鏡が必要になるのですが、若い方や女性の方には老眼鏡をかけることに抵抗のある方もいらっしゃると思います。最近は老眼鏡、遠近両用眼鏡の他に遠近両用コンタクトという選択肢もあります。見え方や不自由度などを考慮して御自分の眼に合うものを選んでみてはいかがでしょうか。

札幌市では毎年国民健康保険の被保険者証の更新を行っており、平成17年度における更新は本年12月1日に行われます。新しい保険証は一般保険者が「若草色」、退職被保険者及びその被扶養者は「浅黄色」となります。12月1日以降も引き続き通院、入院する場合、必ず新しい被保険者証の提示をお願いいたします。また平成17年11月7日以降新たに被保険者となる世帯に対しては、すべて新しい被保険者証が交付されています。受診の際は被保険者証の有効期限を確かめてお持ち下さいますようお願いいたします。
先日TVを見ていたら、視力を測定するときに眼を隠すために使用する黒い器具の名前は何というのかという事をやっていました。誰でも一度は手にしたことがあるものですが、名前は?と聞かれると「うーん・・・」と考えてしまいます。正解は石原式遮眼子というのですが、他にも近くの視力を測定する時に使用する本は「ひらかな万国式近点検査表」、視力を測定する時にかける枠は「試験枠」とそれぞれに名前がついています。普段眼にしているものでも正式な名前を知らずに使っている物って案外多いのかもしれませんね。

国際ガイドライン2000 に基づき、厚生労働省が一般市民による電気的除細動(AED)の実施を認めた結果、AED は多くの医療施設に急速に普及されてきています。大橋眼科は先日AED を導入し、職員全員がAED 使用法の説明を受けました。心肺停止や他の急変はいつどこで起こるか判りません。迅速に対応できるよう他の薬品や物品の点検、補充に常に気を配るよう心がけます。
1階玄関横で各種メーカーのコンタクトレンズケア用品を販売していますが、あまり気にされて見ている方がいないように思います。最近はドラッグストアなどでも気軽にケア用品を購入できるのでわざわざ眼科に来てまでケア用品を気にする方は少ないのかもしれませんが、お得なお値段で販売しておりますので一度診察を終えた帰りにでも注目してみてください。今ならケア用品ご購入の方にかぎり、ソフトコンタクトレンズケア用品の試供品をご用意しておりますので、お気軽に1階メガネコーナーまでお立ち寄り下さい。

1階休憩コーナーにサプリメントの試供品をご用意していますが、それぞれに効果や特色が違います。最近テレビなどでも良く耳にする加齢性黄斑変性の予防に効果があるとされるサプリメント「オキュバイト」も実は3種類あり、水色の商品は加齢性黄斑変性の予防向けの商品です。濃い青色(紺色)の商品でオレンジの文字で「+Lutein 」となっているのは喫煙者向けで、同じ色でも何も記入されていないものは禁煙者向けの商品です。微妙な違いですので、ご不明な点は1階メガネコーナーまでお気軽におたずね下さい。
大通公園のイルミネーションなど冬のイベントも始まり、年の瀬が押し迫ってきました。今年はまだ雪が積もっていないので、今のうちに買い物などに急いでおられる方も多いのではないでしょうか。これからますます寒くなってきますので、皆様お体には気をつけてお過ごし下さい。