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8・9月号(2006)
8月26日、27日と大橋眼科主催の第2回クールサマーゴルフ大会を無事終える事ができました。この大会は、眼科手術開業医の会のメンバーを中心に行っているもので、この夏の時期に、非常に暑い東京や大阪の先生方が涼しい北海道に来てゴルフをしたいだろうと思い、私が始めたものです。土曜日の夜には勉強会を行っております。今回は北大眼科の陳先生に、緑内障手術である360度ロトミーについてお話をして頂きました。先生方もお忙しく、来れる方も少ないですが、この会を楽しみにしていらっしゃる方もいます。今回は大阪の坪井眼科の坪井先生が優勝されました。参加希望者がいる限りには続けていきたいと思っているところです。
H18年10月から医療保険制度が改正され、国保の加入者及び老人保険の受給者が病院等の窓口で支払う一部負担金の割合や1か月の医療費の負担限度額などが変わります。(道老・市老は老人保険と同様の取扱です)70歳以上の方の一定以上所得者の負担割合が2割から3割へ引き上げられます。税制改正により、一定以上所得になった方には1か月の自己負担限度額を「一般」に据え置く経過措置があります。交付された受給者証にて自己負担限度額をお確かめ下さい。また、受診の際はお忘れなくお持ち下さい。

今年は夏休み前から全国ニュースで咽頭結膜熱(プール熱)が取り上げられていましたが、これはアデノウイルスの感染により、発熱、のどの痛み、結膜炎などの症状が出る小児に多い病気です。眼の症状は充血、眼痛、羞明、流涙、眼脂などで、3〜5日間程度持続します。札幌では今年は5月から増えはじめ、8月前半にピークとなり、8月中旬では減少してきているようですが夏場はまだ注意が必要です。感染を予防するためには流水とせっけんによる手洗い、うがい、感染者との密接な接触は避けること(タオルなどは別に使うこと)、プールに入った後はシャワーを浴び、目をしっかり洗い、うがいをすることなどが有効です。
視力と共に大切な検査の1つに、視野の検査があります。
1点を見つめた時に、見える範囲を測定しますが、眼科のいろいろの病気によって、視野の異常がおこる事があります。視力低下の原因を知るための判断をしたり、障害されている部位の推測をしたり、病気の進行状況を知るための検査ですので、1度だけではなく、毎月行ったり、月に数回する場合もあります。また眼科的な病気だけではなく、脳の疾患が見つかる場合もある大切な検査です。検査時間は使用する機械によっても違いますが、だいたい20〜40分かかりますので、予め電話で検査予約をして頂いた方が良いと思います。

盆も過ぎました。「電話が入っています。」と手術予約者のカルテを持って、また受付係が来ました。「夏バテで、手術を少し延期したい」という内容でした。どうぞ、体力を早く回復して、御自分の体調の良い時期を選んで白内障の手術を受けて下さい。大橋眼科では、毎週、水曜日の午後に手術を行っております。患者さんの同意があれば、その御家族、親類以外にも、知人、同僚、施設等に従事されている方も説明を受けながら手術を一緒に見学することができます。
時々「できあいのメガネはありませんか?」と聞かれる場合があります。100円ショップなどのできあいのメガネは、左右の度も同じで乱視なども入ってません。
左右の度数がまったく同じでない場合は、きちんと視力検査をしてから、ご自分に合ったメガネを作った方が良いと思います。一階メガネコーナーでは、その方に合ったレンズがつきフレームもセットになったお得なメガネをご用意しております。
シニア向けなら¥16、800〜、ヤングなら¥7、350〜です。
また¥20、000プラスで遠近両用や、オプションで色つきや傷つきにくいコーティングをつけたりもできます。もちろん、うす型レンズも各種ご用意しておりますので、一階メガネコーナーまで、お気軽にご相談下さい。

最近はコンビニやドラックストアでも、手軽に色々なサプリメントを購入できるようになりました。年配の方には、サプリメント=薬と思っている方が多く、飲んですぐの効果を期待される方もいます。サプリメントは薬ではないので、副作用などの心配がほとんどありませんが、飲んですぐに効果があらわれるといったものでもありません。また一度に沢山飲んでも意味がないようです。決まった分量を長く続けて飲むことで、さまざまな効果が期待できるようです。一階メガネコーナーでは、眼の健康に良いとされるサプリメントを取り扱っています。試供品もご用意してますので、お気軽にいらして下さい。
お盆を過ぎると北海道の短い夏が終わりますね。過ごしやすい季節になると、読書やパソコンなど、時間を忘れて集中してしまいます。朝、晩と、パソコンに向かう時間が多いためか、視力の低下とドライアイに悩まされています。いつの間にか瞬きもせず画面を凝視しているので眼が疲れたと感じた時には慌てて瞬きの回数を増やしたり、目薬を差したりしていますが、自覚症状が出る頃には相当眼も疲れています。皆さんもコンピューターを使うときは、意識して瞬きをしたり遠くを見たりして、眼をいたわりながら作業してくださいね。