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11・12月号(2007)
12月13日、JRタワーホテル日航札幌にて忘年会を行いました。
50名ほどの方に参加していただき、盛大な会を開くことができました。
これも当院を支持して下さる方々のおかげだと思っております。
今年は食の偽装から始まり、老舗の店あるいは大企業にも不祥事が多く、食への不信感がつのった一年でもありました。
また、最近よく言われることですが、学校ではMonster parents、不条理な要求を突きつけてくる親達の存在、あるいは病院で言えば、Monster patients、礼儀もなく、ただ何とかしろという態度で接してくる患者さん、あるいはそれに対してMonster doctorというと思いますが、人の弱みにつけ込んで礼儀もなく、診療費だけを取って行くというようなタイプの医者もたぶんいるのだと思います。
また、キレる人も多くなってきているような気もします。
たぶん、人それぞれ経済的な面でも精神的な面でも余裕がなくなってきているのではないかと感じております。
私も最近少し年を取ったせいか、もう少しで爆発しそうになるようなこともありますが、家族、職員などを考えますとできるだけ抑えて診療に取り組んでおります。
また、手術をして心から喜んでくれる患者さんがいるわけで、心の支えにはなっております。
そういう時は、最近はできるだけ深呼吸をしようということを考えております。
皆様方もこの一年振り返ってみて、爆発しそうになったようなこともあるのではないかと思っております。
キレる、というような状況は伝染するものでして、誰かが爆発すると次々爆発しそうな世の中ですので、ゆったりとしたおおらかな気持ちで過ごしていただけたらと思っております
大橋眼科は、ストレスの多い時代ですが、来年も余裕を持ち、科学的な根拠に基づいた正しい医療を正々堂々と行っていきたいと考えておりますので、今後ともご支援の程宜しくお願い致します。

日本では40才以上の人の20人に一人が緑内障である可能性があると言われています。
その中でも眼圧が正常範囲でも視神経が障害される正常眼圧緑内障が全緑内障の約70パーセントを占めることがわかりました。
正常眼圧緑内障の唯一の症状は視野欠損ですが、進行が緩やかで初期には自覚症状がほとんどないことが多く、気付いた時にはかなり進行していたということも少なくありません。
そのため早期発見には、眼圧検査とともに眼底検査、視野検査が大変重要になります。
自覚症状がなくても年に一回くらいは眼科で緑内障の検査を受けることをお勧めします。
札幌市では、毎年国民健康保険の被保険者証の更新があります。
平成19年11月2日現在被保険者の世帯に対しては、有効期限が平成20年11月30日までの新しい被保険者証が11月25日頃までに交付されます。
平成19年11月5日以降に新たに被保険者となる世帯に対しては、届出の際に新しい被保険者証が交付されます。
一般被保険者証は「みどり色」、退職被保険者証は「むらさき色」です。
有効期限が平成19年11月30日までの一般被保険者証「水色」と退職被保険者賞「オレンジ色」については、平成19年12月1日以降は無効となりますので、お間違えなくお持ち下さい。
札幌市以外の市町村や社会保険についても有効期限が切れている場合は、保険扱いができませんので一旦実費扱いとなり被保険者証の原本の確認ができ次第保険での扱いに変更となります。
コピーやメモをお持ちになっても実費扱いとなります。
原本をご持参下さいますようお願い致します。

新聞や本を良く見るためのメガネの作成時には、物を見るときの距離がとても大切になります。
年齢が進むと近くを見る時に、調節する力が弱くなってきますので、メガネで補う必要が出てくるのですが、パソコンの画面を見る方は50pだったり、図面などの細かいものを見る時は20pだったり、同じ年齢の方でもこの距離が違えばメガネの度数も変わってきます。
20pで合わせたメガネでは50pの距離の物は強すぎて見づらくなってしまいますし、逆に50pで合わせたメガネは20pの距離では弱くて少し見づらいと言うことになります。
メガネを合わせる時は、どの位の距離で合わせるのか、良く相談してから作成する事をお勧めします
白内障の手術前には、手術後何日くらい寝ていなければいけませんか、仕事は何日くらい休まなければいけませんか等、
日常の生活パターンについての質問が多いのですが、手術翌日に、眼帯が取れ視界がパーっと明るくなった途端、
皆様の質問は、顔はいつから洗ってもよいですか、頭はいつから洗ってよいですか、風呂は今日入ってもよいですか、
今のメガネをかけてもよいですか等、どんどん前向きに積極的な質問に変わっていきます。
明るくなったと喜んでおられる患者さんの表情は、私達眼科の職員にとって毎回仕事の励みになります。
手術後は、台所も会社の机も何日もあけておく必要はなく、眼を強く押したり、うっかりぶつけたりしないように又点眼をしっかり守れば大丈夫です。


寒くなってくると、冷たい風が当たり涙が出る…という患者さんが増えてきます。
外に出て風が当たる度に、涙がだらだら流れるのは嫌なものです。
風よけ対策として、メガネをかけるのもひとつの方法だと思います。
白内障の術後などにお貸しする、本格的な保護メガネもありますが、それでは少し格好が悪いという方には、度なしのサングラスはいかがでしょうか?
300円〜とお安くなってますので、気軽に試せる価格だと思います。
紫外線の影響は、冬場の雪の反射などからもうけますので、夏場だけではなく、冬場のサングラスも眼を守る有効な方法だと思います。
一階メガネコーナーにて色々取り扱っていますので、お気軽に試しにいらしてください。