医療法人社団　大橋眼科

加齢性黄斑変性症
に対するルセンティス治療

　ルセンティスは、脈絡膜新生血管の成長を活発化させる体の中のVEGF（血管内皮増殖因子）という物質の働きを抑える薬です。薬を眼の中に注射することで、滲出性加齢黄斑変性症の原因である新生血管の増殖や成長を抑えることが可能な治療法です。

対象

施行方法

基本的にルセンティスは月１回の注射を連続3ヶ月間行います。
その後は症状を見ながら必要に応じて注射をします。

合併症（硝子体内投与）

眼球内に薬剤を注入するために、眼圧上昇、感染症、水晶体や網膜の損傷、の出血などの合併症が考えられます。
感染症予防のため抗生剤(ばい菌を殺す薬)の点眼をしていただきます。
注射後は、ゴミが飛ぶ、充血、眼が痛い、霞み、視力が下がったなどの症状に気をつけ、それ以外にも異常が感じられましたら、遠慮なく申し出てください。
場合によっては薬剤による治療、手術が必要になる事があります。

費用

ルセンティス１回分の目安（当日の検査・診察代を含む）
　・　１割負担　約19000円（70歳以上の方は12000円/月）
　・　３割負担　約57000円（70歳以上の方は44400円/月）
※当日の検査の内容によって金額が変わる場合もあります。

詳しい内容は医師までお尋ね下さい

加齢黄斑変性についてご不明な点がありましたら
ご遠慮なくお気軽にご相談下さい。

ノバルティスファーマ株式会社